山歩日記…『富士山…前編』2010年7月下旬

富士山…日本人なら誰もが知っている日本一高い山。

上級者以外は一年の内で7~8月の登山シーズンしか登るチャンスのない富士山に、山登りを始めたばかりですがチャレンジしてみよう!!と…。

と言っても標高3776m……そこは未知の世界です(;一_一)

観光名所でもあり登山シーズンだけでも30万人(!!)以上が登ると言われていますがそこは3000m級の山。

まずは情報を集めて自分たちの体力にあった無理のないプランニングをすることに。

○日程

富士登山に適した時期は、7月中旬から下旬の梅雨明けから8月のお盆前までが天気も安定し台風の発生も少ないということで日程は7月の下旬に決定。

○ルート

富士山の登山口は4つあり、一番混雑するのが都内からの団体ツアーの大型バスが乗り入れする吉田口とのこと。

小田原からアクセスしやすく混雑度も比較的少ない須走口から登ることに。

このルートは他にはない森歩きを楽しめて落ち着いた雰囲気で登れるところが魅力の一つ。

そして下りでは「砂走り」が体験できるのもこのルートのいいところ(^^♪

○登山行程

大切な登山行程ですが…

★初日に7合目まで登り、3000mという高地に身体を慣らさせてから頂上を目指せる。

★寒くて暗い中の夜行登山は体力がないと厳しいため、ご来光は山小屋の前で見て早朝雄大な景色を眺めながら登れる。

との理由でご来光を山小屋の前で見る一泊二日の日程で決行することに!

登山当日、朝6時過ぎに出発し東名高速で御殿場を目指します。

そこから138号線を走り富士あざみラインで須走口の5合目の駐車場に向かいます。

最高の天気で真正面に富士山が見えてテンションも上がります(^_^)↑↑

日曜日の朝ということもあり、週末の土曜日に富士山を目指した人達の車が登山口からかなり離れた地点からずらりと駐車しています。

下山後に疲れた身体でここまで戻って来るのは大変だ~……

私たちはタイミング良く5合目駐車場に止められました!

こんなに近くから富士山を見たのは初めて!!

大迫力~!!!

と…感動するとともにあのてっぺんに登れるのか!?という不安も…

ここ5合目はすでに2000m近い高さ。

神奈川県で一番高い山、蛭ヶ岳(1673m)より高いところに車で来れてしまうことがびっくり…(^_^;)

なので、すでに雲の上にいます。

憧れの雲海……\(◎o◎)/!

計画では登り始めの予定時間は10時。

駐車場に着いたのは8時前です。

早めに5合目に着く、これも富士登山の秘策の一つ…。

2000mという高所に身体を慣らしてから登り始めることで高山病になりにくくなるとのこと。

朝ご飯を食べたり、準備運動、身支度をして10時前に出発です!!

この時間になると頂上でご来光を見て下山してきた人たちとすれ違います。

余裕の足取りの人もいれば、精根尽き果てた人も……

富士山、やはり恐ろしくハードな道のり…

まずは古御岳神社で登山の無事を祈願です。

須走口は森の中を歩く感覚が魅力の一つ。

今年の夏は猛暑ですが、森の中は標高も高いこともあり空気は冷んやりしてます。

それでも歩き出すとすぐに汗だく…

そしてすでに空気の薄さを感じてます。思い込み!?

途中下りルートの砂走りが遠くに見えました~(^v^)

思っていたよりも急坂に見えます。

にもかかわらずダッシュで下っている人もっ!!

出発から約二時間…

なんとか最初の山小屋、新六合目・長田山荘に到着です。

ちょうど12時頃なのでここでお昼休憩をとることに。

わたくし、疲れからかこの時点でまったく食欲がありません…(笑)

相当なエネルギーを使ったはずなのに~(^_^;)

友達は今回の登山用行動食(おやつ)を広げて撮影会をしてます。

30代の大人のおやつには見えませんが…(笑)

わたしも大人になっても駄菓子大好きです♪

登山中のおやつはとても大切なエネルギー源ですし、自分のテンションが上がるものが一番ですね。

30分ほど休憩して出発です!!

ここまでの登山道は整備されているし、まだそんなに急登ではないのですが、少し歩くとすぐに息が上がります。

高地にいることを実感…

先が思いやられる疲れ具合…(;一_一)

友達はものすごく元気でそこまでの息苦しさは感じていない様子。

つ…強い…。

私よりずっと華奢なのに…

この空気の薄さを感じる感覚は個人差ありのようです。

それでも辛さだけではないのが富士登山!!

こんなに高い場所で吹きさらしの雨・風にもまけずにけなげに咲く高山植物に励まされたり、

   

ふり返れば…

車を止めた駐車場があんなに遠くに見える!(右上)

こんなに登ってきたんだ~!

13時30分頃本六合目に到着です。

 

売っているお菓子の袋もパンパン!

ここを過ぎると富士山らしい荒涼とした風景に変わります。

下を見ると雲の上、上を見上げれば今日のゴール地点・大陽館が!!

 

すぐそこに見えるようで遠い…

五合目出発時では汗ばむくらいでも、雲で陰ったり、霧がでてくるとだいぶ肌寒く感じます。

薄手の長袖+半袖の上に脱ぎ着しやすい長袖シャツを重ねる位がちょうどいいくらい。

下界は半袖一枚でも暑いくらいなのに(^_^;)

歩きやすかった登山道もここまでくると岩場が増えて急登になります。

 

なんとか踏ん張り、15時過ぎに今日の宿泊地、新七合目・大陽館に到着!!!

到着時間はほぼ計画どうり♪

とにかく荷物を下ろして登山靴を脱ぎくつろぎたい(笑)

山小屋の受付中を済ませてトイレの使い方、荷物の置き場所、寝床の案内、食事の時間など説明を受けます。

山小屋の中はこんな感じです。

寝るスペースはかなり狭いですが、一人に一つ寝袋が用意されています。

隣の人とは仕切りはないので、山小屋の方で女性が隣にくるように配慮してくれているようです。

まあ、仮眠所と思えば贅沢は言えませんね^^;

混み合う前に着替えと身支度をすませて外にでて…

「乾杯~!!!」

 

夕ご飯は16時半過ぎにスタートです。

ここ大陽館は山小屋の中でも食事がおいしいことで有名らしいです。

とくに夕食時に出される豚汁(おかわり自由)が人気とのこと(^^♪

こんなに高い場所で温かいご飯が食べれるだけでも幸せです♪

頂上でご来光を見る計画の人は夜中に出発なので、夕食後すぐに就寝していました。

私たちは朝4時頃に起きてここでご来光予定ですが、しっかり疲れをとるために早めに就寝です。

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