山歩日記…『箱根・明神ヶ岳』2010年7月初旬

6月に予定していた第二回登山は梅雨の影響で二度延期し7月の第一週に決行になりました。

南足柄市と箱根町の境にある標高1169メートルの明神ヶ岳は箱根外輪山の一つです。

大雄山の最乗寺から登るコースも人気のようですが、今回は箱根・仙石原の金時神社入口から登り、矢倉沢峠を経由して山頂に向かい宮城野に下りてくるコースです。

金時(公時)神社入口から登る登山者の多くは金時山を目指すようです。この日も大型バスで来た方々がガイドさんと一緒に金時山に向かっていました。

9時に登山口を出発!!

 

なんだかとっても涼しげな様子ですが、かなりの蒸し暑さ…^_^;

登り始めて40分ほどで『金時宿り石』と呼ばれる巨大な岩がっっ!

 

元々一つだった岩が突然割れてしまったらしい…。写真だと分かりにくいと思いますが真ん中からスッパリ割れています!この下で金太郎と母の山姥が夜露をしのいだという話が残ってるそうです。

しばらく進むと道がひらけ下を覗けば仙石原の町が見えてきます。

梅雨の中休みのような天気で朝から曇り空…。だいぶ霧がかかっています。

明神ヶ岳方面の指標に従い進みます。

ゴールデンウィーク中に登った大山があまりにも人が多かったせいか、明神ヶ岳に向かう登山客はとても少なく感じます。

ベテラン登山者であろう方から途中声をかけられました。明神ヶ岳に向かうことを伝えると、

「今、何人か先に歩いて行ったから露払いしてもらえるぞ」と。

あまりその意味を深く考えずに先へと進むと…

あれっ!?道がないっ!!

間違いなく登山道なのだけど、草に覆われて道が見えない…

昨日の雨と朝露をたっぷり含んだハコネダケや笹がうっそうと茂っています(=_=)

なるほど…露払いとはこういう意味か!?

背丈より高い…。

そして足元の泥濘で靴もすごいことに…

!!

これも夏山登山の醍醐味かぁ~(^_^;)

確かにガイドブックには7・8月は避けたいシーズンと書いてあったっけ…。

登山初心者としてはこれも経験のうち!!

木々のアーチが頭上の太陽をさえぎってくれて少し快適に歩けます。

ここを抜けて山道らしい道をしばらく歩くと…

 

!!

これが噂の尾根!?

山のてっぺんを歩いてる感じで気分がいい♪

高い所まで来ているって実感が湧いてきますね~♪

ここまでくれば目指す頂上は目前!!

朝9時に登りだし、頂上に到着したのは午後3時!?

ここ明神ヶ岳の頂上は晴れていればお隣の金時山や富士山、相模湾まで見渡せる絶景ポイント。

晴れていればね…

はい!真っ白…!!(笑)

こればかりは仕方ない^_^;

梅雨の最中、ここまで雨が降らなかっただけありがたいです。

この中途半端な時間だからか、休憩時間中誰も来ず、貸し切り状態でした。

夕方になりお天気も心配なので30分ほど休んで下山開始です。

下山道も樹木に覆われた道。

ハコネダケが頭上を覆う道を抜けると宮城野分岐に着きます。

このあたりで雨…。

そんなに本降りにはなりそうもないのでレインウェアーの上着だけ着用しザックカバーも装着!

山の天気はほんとに変わりやすいと実感。今日一日でも曇ったり、霧に覆われたり、強い日差しがさしたり、雨が降ったり…。

雨で濡れた下り道は急坂もあり慎重に歩かないと滑りそうでちょっと怖いっ(>_<)

分岐から一時間半ほどで宮城野に到着!!

国道にでてバスを待つ頃にはすでに夕方6時…冬だったら真っ暗だ~!

一日歩いた足はパンパン、体もへとへとだけど帰りのバスで駐車場に戻るまでの距離で今日歩いた長さを実感すると達成感で楽しくなる(笑)

今日の反省点は日帰り登山と思ってヘッドランプを持って行かなかったこと。

今回は夏で日も長いので必要はなかったけど、下山時間が計画よりかかることを考慮して毎回リュックに入れておかないと!

暗くなったあの樹林帯…想像するだけで恐怖です…\(゜ロ\)

帰りに宮城野の『勘太郎の湯』へ。ここは源泉が豊富に湧き、シャワーのお湯まで温泉とのこと♪

一日歩いたあとの温泉…幸せ~♪♪

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